2025年に開催予定の第6回瀬戸内国際芸術祭で、これまでの会場に加えさぬき、東かがわ、宇多津の3市町を新たな会場として追加することが10日、明らかになった。これで香川県内の海に面した市町がすべて参加することになる。会場が増えるのは中西讃の5島が追加された13年の第2回以来。会期は従来と同様に春、夏、秋の3会期で計107日間とする。


 香川の伝統工芸や地場産業を支える職人とクリエーターが連携し、新たな価値を生み出すプロジェクト「SANUKI ReMIX(讃岐リミックス)」の第3弾が11月3日から10日間、香川県高松市玉藻町の玉藻公園で開催される。今回は、複数の缶詰型の展示ブースを園内に設置。讃岐うどんや香川漆器などに宿る職人の感性をクリエーターたちが多彩な手法を用いて表現し、来場者に楽しんでもらう。


 丸亀城内を幻想的な光で彩る「丸亀城キャッスルロード2023」(丸亀市観光協会主催)が9日開幕した。いずれも国重要文化財の大手門から天守まで続く約570メートルの登城道にイルミネーションや竹明かりが並べられ、中西讃の伝統的な風習「八朔(はっさく)だんご馬」をモチーフにしたプロジェクションマッピングもお目見え。初日は「丸亀城ナイトフェスタ」も同時開催し、大勢の家族連れらでにぎわった。11月5日まで。


 琴平町は8日、新型コロナウイルスの影響で公演見送りが続いていた四国こんぴら歌舞伎大芝居について、来春開催を目指す方針を明らかにした。同日の9月定例議会で提案した2023年度一般会計補正予算案に、公演準備費336万円を盛り込んだ。開催されれば5年ぶりとなる。


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