美術館で音楽鑑賞を 高松市美エントランスホール 22日から4公演
香川県高松市紺屋町の市美術館エントランスホールで、22日から2月5日にかけて音楽コンサート4公演が開かれる。天井がガラス張りで開放感のあるホールの利用を促すとともに、来館者に気軽に音楽に触れてもらうのが目的。県内で活動する弦楽やフルートアンサンブル、合唱団などが美術館で親しみやすい演奏を繰り広げる。
香川県高松市紺屋町の市美術館エントランスホールで、22日から2月5日にかけて音楽コンサート4公演が開かれる。天井がガラス張りで開放感のあるホールの利用を促すとともに、来館者に気軽に音楽に触れてもらうのが目的。県内で活動する弦楽やフルートアンサンブル、合唱団などが美術館で親しみやすい演奏を繰り広げる。
心で見る自然の具象化をテーマに作品を制作する香川県高松市のアーティスト・タケカミモクの個展が、高松市石の民俗資料館(高松市牟礼町)で開かれている。直線と図形を組み合わせる独自の手法で「風」を表現した意欲作が独創的な空間を創りだしている。2月12日まで。
香川県善通寺市大麻町の灸まん美術館は、琴平町出身の画家でマルチな才能を発揮した和田邦坊(1899~1992年)を題材にした「いろはかるた」を制作した。専門学校穴吹デザインカレッジ(高松市錦町)に通う双子の姉妹が協力し、邦坊が創作した絵画や商品パッケージなどを絵札にデザイン。邦坊の多才ぶりを伝える48枚のかるたに仕上がり、姉妹は「美術館で多くの人に遊んでもらえたら」と話している。
香川県高松市の現代美術家、浜野年宏さん(85)が、本津川や市西部の山々と、周辺で見られる植物を題材にした大型屏風(びょうぶ)「花浄土」を制作。18日に仕上げの署名を入れ、同市飯田町の光明寺(松尾修浄住職)に奉納した。
香川県琴平町の金刀比羅宮(琴陵泰裕宮司)は16日、江戸中期の絵師・伊藤若冲(じゃくちゅう)(1716~1800年)の作品「百花図」などが収められた金刀比羅宮奥書院の特別展「お待たせ!こんぴらさんの若冲展」を、4月8日から6月11日まで開催すると発表した。奥書院の一般公開は9年ぶりで、国内外で評価の高い若冲の作品を見られる貴重な機会とあって、注目を集めそうだ。