弘法大師空海の誕生1250年を祝おうと、香川県善通寺市吉原町の四国霊場73番札所・出釈迦寺(岡田幸恵住職)は1日から、秘仏の木像3体を本堂横の部屋で開帳する。このうち弘法大師像と釈迦(しゃか)如来像は初公開。岡田住職は「中でも弘法大師像は寺の歴史をひもとく重要な像。ぜひ生で目にして、寺や仏教に興味をもってもらえたら」と話している。


 香川大学の学生でつくる「たどつまちLabo」は1、8の両日、香川県仲多度郡多度津町栄町の旧町役場庁舎近くの桜川沿いで手作りの竹明かり約400本を並べるイベント「竹あかり~たどつの灯(ひかり)~」を開く。昨年11月に続き2度目で、学生たちは町内の放置竹林で竹を切り出すところから地域住民と一緒に作業するなど町の新たなにぎわいに貢献しようと意気込んでいる。


 主に植物をモチーフに制作する香川県高松市在住の版画家池田利夫を取り上げたコレクション展が、同市塩江町の市塩江美術館で開かれている。温かいタッチで身近な草花を表現するだけでなく、植物にまつわる知識も盛り込んだ木版画23点を紹介している。4月16日まで。


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