香川県仲多度郡多度津町を舞台にした芸術イベント「たどつアートフェスティバル」が5日に開幕した。町にゆかりのある作家10人が町地域交流センター(同町栄町)など4会場にアクリル画や漆造形、写真などを展示。初日は香川大学の学生でつくる地域活性化プロジェクト「たどつまちLabo」のメンバーが桜川沿いに趣向を凝らした竹明かりを並べ、秋の祭典の幕開けを彩った。


 標高927メートルの山上は晩秋の風情を漂わせる。四国霊場66番札所・雲辺寺では大師堂周辺を中心に、深紅に染まったモミジが圧巻の美しさ。好天に恵まれ、荘厳な境内は参拝者でにぎわっている。今年初めて行われた夜間のライトアップは7日が最後。(5日撮影)


 県境近くの女体山(標高776メートル)の麓にたたずむ四国霊場の結願寺。香川県内有数の紅葉スポットとして知られる。気温の低下とともにモミジが緑から赤へと日々染まり、ここ数日で見頃に。鮮やかな色がお遍路さんや観光客に深まる秋を告げている。(5日撮影)


 香川県高松市出身で国際的に活動する航空写真家マイケルひとしさん(55)の作品展が、同市香南町の高松空港で開かれている。米ロサンゼルス国際空港や羽田、成田、高松空港などを上空から撮影し、2010年から今年にかけて発表した作品9点を展示している。6日まで。


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