観音寺市の琴弾八幡宮がある琴弾山の山上の高灯籠が今月末から11月初旬の4日間、ライトアップされる。高灯籠はかつて銭形砂絵「寛永通宝」と共に観音寺のランドマークだったとされ、近年は周囲に生い茂った雑木に埋もれてしまっていたが、地元の住民団体の要望で一部樹木の伐採が実現。再び観音寺港周辺の市街地から眺めることができるようになり、明かりをともして往時の風景をよみがえらせる。


 香川県高松市の子どもらでつくる和太鼓集団「夢幻の会」が30日、多度津町大通りのサクラートたどつで「和太鼓フェスタ夢幻」を開く。開催20周年の節目となる今回は、ゲストにさぬき市出身の津軽三味線奏者・筒井茂広さんと、日本民謡民舞東尾会さぬきばやし保存会(高松市)、善通寺龍神太鼓(善通寺市)を迎え、躍動感あふれる邦楽器の音色で多彩な舞台を繰り広げる。


 四国学院大非常勤講師で劇作家・演出家の柴幸男さんが主宰する劇団「ままごと」が11月3日に香川県小豆郡小豆島町の池田体育館、5日に土庄町豊島の唐櫃講堂で、それぞれ演劇作品を上演する。公演は瀬戸内国際芸術祭2022秋会期のパフォーマンス作品の一つ。


 香川県三豊市高瀬町の爺神山(とかみやま)(標高214メートル)の中腹にある四国霊場ミニ八十八カ所で長年の風雨によって傷み、首だけが残された石仏が修復され、安置されている徳成寺(同市高瀬町)で開眼法要が執り行われた。行方知れずだった胴体部分が思いがけず崖下で見つかり、つなぎ合わせることができた奇縁から、同寺は「願いを結ぶ」との意味を込め、「ゆいあみだ」と名付けた。


 うどん店巡りとマラソンを同時に楽しむ大会「ウルトラうどんマラニック2023中讃スペシャル」が、来年3月4、5日に中讃8市町で開催されることが決まった。8市町で組織する実行委(委員長・辻村善通寺市長)が21日発表した。2日間かけて、うどん店8店約100キロを駆け巡る超ロングコースを設定、全国のランニングマニアに中讃の魅力をアピールする。


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