文化財でアジア映画を 超小型シアター登場 小豆島「池田の桟敷」 あすから8作品
アジア各国の文化や社会問題を描いた映画作品を上映する「『いのちを奏でる』アジア映画祭in小豆島」が、12日から22日まで国指定重要有形民俗文化財「池田の桟敷」の馬場(香川県小豆郡小豆島町池田)で開かれる。期間中はドーム型テントを利用した移動式の超小型シアターを設置。担当者は「映画を通じて各国の文化を感じ取ってもらえれば」としている。
アジア各国の文化や社会問題を描いた映画作品を上映する「『いのちを奏でる』アジア映画祭in小豆島」が、12日から22日まで国指定重要有形民俗文化財「池田の桟敷」の馬場(香川県小豆郡小豆島町池田)で開かれる。期間中はドーム型テントを利用した移動式の超小型シアターを設置。担当者は「映画を通じて各国の文化を感じ取ってもらえれば」としている。
香川県東かがわ市出身の漢学者・藤沢南岳(1842~1920年)と孫で小説家の藤沢桓夫(たけお)(1904~88年)の書が並ぶ企画展「GrandpaとGrandson-南岳と桓夫-」が、香川県高松市塩江町の市塩江美術館で開かれている。個性が際立つ筆運びから、それぞれの哲学観が浮かび上がる内容となっている。28日まで。
香川県坂出市にある島々の魅力などを坂出商業高生の視点で紹介した観光ガイドブック「坂出五島物語」が完成した。生徒たちが実際に島を巡り、出合った絶景地や観光スポットなどを取り上げ、島外からの訪問を促している。
香川県小豆郡小豆島町田浦の二十四の瞳映画村のギャラリー「KUROgO」で、81歳で初めて本格的に絵筆を握った同所出身の山本タミヱさん(2014年死去、享年102歳)=横浜市=の水彩画展が開かれている。小豆島の風景や動物などを愛らしく、味のあるタッチで描いた作品に来館者が見入っている。7月2日まで。
江戸時代後期に行われた多度津藩庁の移転について紹介する常設展「多度津藩政資料を読む-多度津藩の引越し-」が、香川県高松市玉藻町の県立ミュージアムで開かれている。公的な記録類を展示しており、陣屋建設に伴い、丸亀城内の屋敷から現在の多度津町内に政治の拠点が移った歴史などをひもといている。7月10日まで。