四国の美しい風景を魅力的なスポットから観賞できる「四国八十八景」や4県の道の駅を巡る電子スタンプラリーが、24日からスタートする。スマートフォンで専用サイトに登録して現地を訪れるとスタンプを入手でき、集めたスタンプ数に応じてオリジナルグッズなどが当たる抽選に応募できる。


 34年ぶりに香川県が舞台となる第49回全国高校総合文化祭「かがわ総文祭2025」に合わせ、三木町観光協会は26、27、30、31日の4日間、香川県三木町鹿伏の同協会事務所前(ベルシティ内)で三木の名産品などを集めたマルシェを開催する。期間中、隣の町文化交流プラザを会場に2部門が開催されることになっており、同協会は「全国から集まる高校生の青春の一ページに三木の思い出を刻んでもらえれば」としている。


 瀬戸内国際芸術祭2025の三豊市実行委員会は、秋会期(10月3日開幕)に会場の一つとなる同市詫間町の粟島の魅力を伝える特設サイトを開設した。「三豊・瀬戸内の島の体温を伝え、分け与えるWEBサイト」をコンセプトに、香川県の公式サイトでは紹介しきれない見どころやイベントなどの地元ならではの情報を発信する。


 国の特別名勝・栗林公園(香川県高松市栗林町)の開園150周年を記念し、重要無形文化財保持者(人間国宝)の大坪喜美雄さん、宝生欣哉さん、三島元太郎さんや宝生流宗家の宝生和英さんらを迎えた「栗林公園薪能(たきぎのう)」が10月に同園で開かれる。志度寺(香川県さぬき市)の伝説に基づく能「海人(あま)」や源平合戦を題材にした「八島」、めでたい場で上演される「高砂」など特別な演目をそろえ、夜の大名庭園を幻想的な雰囲気で包み込む。


 四国水族館(香川県綾歌郡宇多津町浜一番丁)は新たに、専用端末を使った館内探検型ゲーム「サカナクエスト」を導入した。AI(人工知能)システムを利用し、館内の生き物のクイズや謎解きに挑戦してもらいながら、その生態や豆知識を学べる内容。夏休みに入った19日に始まり、家族連れらが早速楽しんでいる。


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