色彩豊かな百花図再び 若冲、障壁画の修復完了 金刀比羅宮、8日から公開
金刀比羅宮(香川県仲多度郡琴平町)所蔵で、劣化が著しかった江戸期の絵師・伊藤若冲(じゃくちゅう)の障壁画「百花図(ひゃっかのず)」が、修復作業を終え1年4カ月ぶりに同宮奥書院に再設置された。色彩豊かな草花やまばゆい金の下地がよみがえった作品は、8日からの特別展「お待たせ!こんぴらさんの若冲展」で公開される。同宮は「きれいになって戻ってきた芸術品を、一人でも多くの人に見ていただきたい」としている。
金刀比羅宮(香川県仲多度郡琴平町)所蔵で、劣化が著しかった江戸期の絵師・伊藤若冲(じゃくちゅう)の障壁画「百花図(ひゃっかのず)」が、修復作業を終え1年4カ月ぶりに同宮奥書院に再設置された。色彩豊かな草花やまばゆい金の下地がよみがえった作品は、8日からの特別展「お待たせ!こんぴらさんの若冲展」で公開される。同宮は「きれいになって戻ってきた芸術品を、一人でも多くの人に見ていただきたい」としている。
弘法大師空海の誕生1250年を祝おうと、香川県善通寺市吉原町の四国霊場73番札所・出釈迦寺(岡田幸恵住職)は1日から、秘仏の木像3体を本堂横の部屋で開帳する。このうち弘法大師像と釈迦(しゃか)如来像は初公開。岡田住職は「中でも弘法大師像は寺の歴史をひもとく重要な像。ぜひ生で目にして、寺や仏教に興味をもってもらえたら」と話している。
香川大学の学生でつくる「たどつまちLabo」は1、8の両日、香川県仲多度郡多度津町栄町の旧町役場庁舎近くの桜川沿いで手作りの竹明かり約400本を並べるイベント「竹あかり~たどつの灯(ひかり)~」を開く。昨年11月に続き2度目で、学生たちは町内の放置竹林で竹を切り出すところから地域住民と一緒に作業するなど町の新たなにぎわいに貢献しようと意気込んでいる。
香川県高松市の栗林公園で29日、春のライトアップに向けた試験点灯があった。淡いピンク色の花びらが柔らかな明かりに照らされ、夜空に浮かび上がる幻想的な光景が園内に広がった。ライトアップは31日から4月9日まで。