桃の節句(3月3日)に合わせ、香川県綾歌郡宇多津町の古街(こまち)エリアを華やかなひな人形などで飾るイベント「うたづの町家とおひなさん」が4、5の両日、町役場周辺で開かれる。新型コロナウイルスの影響で、本格的な開催は4年ぶり。同実行委は「町内外から大勢の来場者を迎えられることにわくわくしている」と盛況を期待している。


 香川県小豆郡小豆島町田浦の二十四の瞳映画村で「ひなまつり」が開かれている。村内の壺井栄文学館には栄が大切にしていたという立ち雛(びな)が、「漁師の家」には昭和初期の豪華な七段飾りのひな人形が飾られており、観光客らがひな祭り気分に浸っている。4月3日まで。


 香川県仲多度郡多度津町家中の町立資料館で企画展「ひな人形展~多度津のおひなさま」が開かれている。江戸時代から昭和期までの豪華なひな飾り11組を展示。中には京極家の家紋入りの飾りなどもあり、来館者の注目を集めている。26日まで。


 総本山善通寺(香川県善通寺市、菅智潤法主)とANAホールディングスがコラボした御朱印帳が同寺などで販売されている。弘法大師空海の誕生1250年を記念したもので、菅法主は「記念の年にコラボができ喜ばしい。ANAを通じて全国に周知してもらえると期待している」と話している。


 2丁のバイオリンとピアノを奏でる男性トリオ「TSUKEMEN(ツケメン)」が、25日に香川県高松市で15周年記念のコンサートを開く。メンバーのSUGURUが2月下旬、高松市中野町の四国新聞社を訪れ「エンターテインメントと融合したクラシックを楽しんでほしい」と節目となるコンサートをアピールした。


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