香川県さぬき市志度の四国霊場86番札所・志度寺は16日から3日間、普段見ることができない国指定重要文化財の本尊「十一面観音立像」を開帳する。例年は16、17の2日間だが、6月に同寺境内を国史跡「讃岐遍路道」に追加指定する答申を記念し、3日間開催する。


 ほぼ全編を香川県仲多度郡琴平町内で撮影した映画「虹色はちみつ」の上映会を前に、映画ゆかりの店舗や琴平町観光協会が盛り上げに力を入れている。「虹色」にちなんだ夏限定ドリンクやうどんなどのメニューを開発、金刀比羅宮の表参道などに虹色ののぼりを掲げ、新型コロナウイルスで打撃を受けた観光地に活気を取り戻そうと努めている。


 国内外の芸術家と、将来を担う学生の作品を合同展示する「第7回和のコンテンポラリー in Japan 真夏の夜のお城美術館」(同実行委主催)が、21日から香川県高松市玉藻町の高松城跡玉藻公園披雲閣で開催される。禅の言葉をテーマに、会場を茶の世界に見立てて構成。復元工事を終え16日からの一般公開を予定している高松城桜御門の威容に披雲閣のライトアップなども加え、非日常の空間を演出する。24日まで。


 新型コロナウイルスの感染拡大で大きな打撃を受けている飲食店街を自ら盛り上げようと、高松市中心部の飲食店64店が連携し、14日からイベントを開催する。17日までの4日間、丸亀町グリーンけやき広場に特設の飲食スペースをオープン。連携する飲食店を利用するとプレゼントがもらえるスタンプラリーも行う。


 香川県観音寺市大野原町との県境にある四国霊場66番札所・雲辺寺(徳島県三好市)で、アジサイが例年より1週間から10日早く見頃を迎えている。標高911メートルと四国霊場八十八カ所で最も高い場所に位置し、気温は日中でも23度くらい。参拝者らは涼を感じながら散策を楽しんだり、花を写真に収めたりしている。


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