高松藩初代藩主・松平頼重の生誕400年を記念したテーマ展「京(みやこ)と頼重」が、香川県高松市玉藻町の県立ミュージアムで開かれている。幼少期を京都(京)で過ごした頼重の当時の様子が分かる史料や、高松藩と京にある御用商人の関係性を示す品が並び、頼重の足跡を京とのつながりの視点から伝えている。14日まで。


 瀬戸内国際芸術祭2022の夏会期(8月5日~9月4日)開催を前に、美しい夕景のスポットとして知られる香川県小豆郡土庄町屋形崎の「屋形崎夕陽(ゆうひ)の丘」に、命をテーマにした巨大な卵形の瀬戸芸作品「はじまりの刻(とき)」が設置された。表面には草が芽吹き、青い海を背景にして陽光に輝く様子に、地元住民らは「地域の新たな目玉ができた。観光などの活性化につなげたい」とオブジェの完成を喜んでいる。


 連日の猛暑の中、香川県小豆郡土庄町肥土山の銚子渓自然動物園「お猿の国」で2日、今夏初めて園内の池いっぱいに水が張られた。暑さ対策で例年より約2週間の前倒しにサルたちも大喜び。池に飛び込んだり、潜ったりして涼を満喫していた。


 香川県さぬき市多和の天体望遠鏡博物館で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の探査機「はやぶさ2」が地球に持ち帰った小惑星りゅうぐうの小石のレプリカが展示されている。来館者は実物大の1センチにも満たないレプリカを見つめ、はるかかなたに広がる宇宙に思いをはせている。8月28日まで。


 香川県土庄町の土庄八幡神社で「小豆島あんどんまつり」が開かれている。児童たちが牛乳の紙パックで手作りした「あんどん」の明かりが境内を優しく包み、参拝に訪れた家族連れらに癒やしを届けている。2日まで。


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