香川県内最大の美術公募展「第86回香川県美術展覧会(県展)」が28日、高松市玉藻町の香川県立ミュージアムで始まった。7月4日までの第1期は、彫刻(立体表現)、工芸、写真の3部門から190作品を展示。テーマ設定や表現方法を工夫した力作が競演し、創意あふれる“美”の数々が来場者を圧倒している。


 菓子製造販売のルーヴ(高松市)は29日から、同社の若手パティシエ6人が菓子の素材で制作したアート作品6点を、同市丸亀町の店舗グランメゾン・ルーヴで展示する。今年開催されている瀬戸内国際芸術祭にちなんだ企画。7月3日まで。


 多度津町家中の町立資料館で企画展「多度津藩家老林家伝来の御宝展」が開かれている。多度津文化保存会が管理する多度津藩家老屋敷「林求馬(はやしもとめ)邸」(同町奥白方)の収蔵資料から、大塩平八郎や佐藤一斎ら幕末に活躍した儒学者の資料を中心に約50点を公開しており、来館者の注目を集めている。30日まで。


 四国最大のモモの産地、香川県丸亀市で「飯南の桃」の収穫、出荷作業が本格化している。今シーズンは少雨傾向が続いていることもあって、大きさはやや小ぶりながらも甘みが凝縮されたジューシーな仕上がり。山あいのモモ畑では淡く色づいた果実が食べごろの甘い香りを放っており、生産者も「例年よりひときわ甘い。素直においしい」と自信を深めている。


 子どもの守り神として知られる香川県三豊市三野町の津嶋神社(藤田泰臣宮司)は、8月4、5両日に夏季大祭を開催する。過去2年は新型コロナウイルス感染拡大のため中止しており、3年ぶり。


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