学校や公園などに植えらている樹木で、命名から80周年となるメタセコイアを取り上げた特別展が香川県高松市幸町の香川大学博物館で開かれている。木の化石を発見、命名した三木町出身の植物学者・三木茂博士(1901~74年)の功績や、植物としての特徴について約60点の標本資料などで紹介している。2月12日まで。


 動物をかたどった立体作品を手掛ける坂出市の造形作家・岡山富男(69)の個展「Beyond the eyes」が、高松市牟礼町の市石の民俗資料館で開かれている。こたつでくつろいだり空を飛んだりと空想的でユニークな状況にいるキリンやブタの作品37点が並び、まるで物語の世界に入り込んだような感覚が味わえる。2月13日まで。


 香川県仲多度郡琴平町の琴平高校の生徒が同町の老舗和菓子店などと連携し、高松街道や丸亀街道といった金刀比羅宮につながるかつての「こんぴら五街道」をテーマにしたスイーツを開発した。各街道の地域で現在盛んに生産されているフルーツなどを材料に取り入れ、ムース入りの大福をもなかで挟んだ。生徒は「琴平を多くの人に知ってもらうきっかけになれば」と話している。


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