三豊市は、電源設備を備えた車中泊専用の有料宿泊エリア「RVパーク」を香川県三豊市内の道の駅など3カ所に開設した。キャンピングカーの人気の高まりに対応して、快適に安心して車中泊が楽しめる場所を提供するとともに、災害時の有効利用も視野に入れる。自治体によるRVパークの整備は県内で初めてとしている。


 香川県高松市内の旅行をより深く楽しんでもらおうと、高松タクシー協会(寺師大祐会長)は、短時間で観光地や飲食店などを巡る新たなサービス「たくたび高松」を開始した。タクシーの機動性を生かし、2~4時間程度で回れる五つのプランを用意。観光客に旅の途中の「すきま時間」を有意義に過ごしてもらうとともに、新型コロナウイルスの影響で打撃を受けた業界や観光関連産業の活性化につなげる。


 秋が深まり、紅葉の美しさに心引かれる季節となった。香川県東かがわ市大谷の釈王寺では毎年、境内の大きなイチョウが黄色く染まる。葉が散って一面に落ちた地面はじゅうたんを敷き詰めたようで、この辺りでは知る人ぞ知る穴場だとか。本格的な見頃を前に、ひそかに人気を集める紅葉スポットへ向かった。


本堂の前に広がる黄色のじゅうたん。昨年も圧巻の景観が楽しめた(資料)=香川県東かがわ市、釈王寺


 香川県小豆郡小豆島町神浦で、現代美術の展覧会「三都半島アートプロジェクト2021」が開かれている。広島市立大学芸術学部の教員や学生らが、地域のイメージに合わせて制作した造形作品14点が古民家などに並び、地元住民らを楽しませている。23日までの土日祝日のみ公開。入場無料。


 大衆娯楽の“殿堂”として親しまれていた映画館をテーマにした常設展「私の町にも映画館があった」が、香川県高松市玉藻町の香川県立ミュージアムで開かれている。高松市に県内初の映画館が誕生した明治末期から、県内最多の100館以上が存在した1960年代にスポットを当て、当時の写真や地図、資料などを用いて香川の映画館がたどった歴史を紹介している。12月19日まで。


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