香川県丸亀市中津町で長年親しまれ、2018年に閉店したうどん店「寿美屋」が、「画廊 寿美屋」に生まれ変わった。こけら落としの展覧会として、22日から県内で活動する陶芸家の作品を展示販売する「讃岐のやきもの展」があり、店主の檜木博さん(72)は準備に追われている。


 和田邦坊画業館コレクション展「讃岐の画家、和田邦坊」が香川県善通寺市大麻町の灸まん美術館で開かれている。琴平町出身で画家や小説家などマルチに活躍した邦坊の東京での活躍がうかがえる資料などが並んでいる。第1部は7月25日まで。


 香川県三豊市の地域商社「瀬戸内うどんカンパニー」は、三豊市内で生産された「曽保みかん」や唐辛子の「香川本鷹(ほんたか)」、三豊市仁尾町の父母ケ浜の海水から作った塩など地域の恵みをふんだんに使ったクラフトコーラ「瀬戸内三豊コーラ」を発売した。コーラの販売を通じて地域課題に取り組む生産者らのことを知ってもらい、それぞれの産品の販路拡大につなげる。


 「うどんタクシー」を運行する琴平バス(香川県仲多度郡琴平町)は、ともに観音寺市にある明治時代創業の老舗のうどん店「本場かなくま餅 福田」、練り製品製造販売の山地蒲鉾と連携した「オンラインうどんタクシー」のツアーを企画した。6月5日、7月17日の2回開催し、生配信で練り製品の工場見学とうどん作りの体験を楽しんでもらう。参加者にはツアー限定のオリジナル商品として、粒あん入りなどの天ぷらのセットとざるうどん用の麺を詰め合わせて発送する。


関連情報