香川ゆかりの作家らによる書の作品を展示する「ゆったりしま書♪」が、香川県高松市塩江町の市塩江美術館で開かれている。県出身の儒学者・藤沢南岳(なんがく)らの迫力ある筆遣いや巧みな紙面構成が間近で楽しめる。28日まで。


 平家物語を題材にしたオペラ「扇の的」の実行委員会が続編を制作している。新作は「青葉の笛編」と題し、源義経の奇襲で知られる一ノ谷の合戦を中心に、戦いで非業の死を遂げた笛の名手・平敦盛と妻葵の夫婦愛などを描く。21日、香川県高松市のサンポートホール高松小ホールでコンサートを開き、新作の一部などを披露する。


 香川県観音寺市特産の伊吹いりこを使っただしの香りがする自動販売機の初号機が16日、JR観音寺駅(観音寺市栄町)にお目見え。観音寺総合高校(観音寺市天神町)の生徒たちが考案したラッピングデザインも披露された。


 香川県高松市仏生山地区の5カ所に、地域の名所や行事などをPRする観光案内看板がお目見えした。看板内のQRコードをスマートフォンで読み込むなどすると、江戸時代に高松藩主が菩提寺の法然寺に参拝した様子を再現する伝統行事「仏生山大名行列」を紹介した動画などを視聴できる。


 新型コロナウイルスの影響で小豆島八十八カ所霊場を巡拝できないお遍路さんに代わって各寺院を回ろうと、島内のボランティアグループが15日、代参巡拝の取り組みを始めた。メンバーは2班に分かれ、16日までの2日間で番外の奥の院を含めた計93カ所を巡礼する予定。


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