かれんな黄色、甘く香る さぬき ロウバイほころぶ
香川県さぬき市大川町のみろく自然公園で、ロウバイが次々と花を咲かせている。黄色いかれんな花が周囲に甘い香りを漂わせ、花の少ない時季に散策に訪れた人を楽しませている。
香川県さぬき市大川町のみろく自然公園で、ロウバイが次々と花を咲かせている。黄色いかれんな花が周囲に甘い香りを漂わせ、花の少ない時季に散策に訪れた人を楽しませている。
工芸界で国内最大規模の公募展「第67回日本伝統工芸展」(県立ミュージアムなど主催)が、来年1月2日から高松市玉藻町の同ミュージアムで開かれる。受け継いだ伝統技法を磨き上げ、新たな表現を追究した「美の結晶」が、新春の讃岐路を優雅に彩る。17日まで。
地域ブランドに登録されている「ひけた鰤(ぶり)」の特売が28日、香川県東かがわ市引田の地域産物展示販売施設「ワーサン」で始まった。市価より2割ほど安い1キロ当たり1500円で販売。関係者は「正月に家族で味わってもらえたら」と話している。特売は31日まで。
香川県琴平町の金刀比羅宮(琴陵容世宮司)で28日未明、新年の神事に用いる大鏡餅などの餅つきが行われた。神職が夜を徹してつき上げ、13日の「煤払(すすはらい)」から始まった迎春準備はほぼ整った。
餅つきは神にささげる米や餅米を炊く御炊舎(みかしきしゃ)で午前0時から開始。神事の後、境内の神饌田(しんせんでん)で収穫した6斗(約90キロ)の餅米を、まきを使って熱した2基の釜で蒸し上げ、神職5人が交代しながらついていった。真冬の冷たい空気の中、神職たちは額に汗を浮かべながら力強く杵(きね)を振り下ろしていた。餅は元日午前0時に始まる歳旦祭から10日の初十日祭までの神事などで使用される。3日は9:00から元始祭、5~7日は斎籠(いごもり)神事が営まれる。
(四国新聞・2020/12/29掲載)
所在地 | 香川県仲多度郡琴平町892-1 |
---|---|
TEL | 0877-75-2121 |
昭和期の郷愁を誘う建物が並ぶ香川県小豆島町田浦の観光施設「二十四の瞳映画村」に28日、門松がお目見えした。2021年1月10日まで設置し、来場客を華やかに出迎える。