香川県高松市庵治町出身の彫刻家・三枝惣太郎(1911~2006年)の作品や功績と、三枝が地元石工を指導したデザイン教室について紹介する展覧会が高松市石の民俗資料館(香川県高松市牟礼町)で開かれている。三枝と教え子によるブロンズ像や石彫など25点を展示。庵治・牟礼地域の若い石工にデザインの重要性を説き「石の里のアーティスト」を育てた三枝の足跡を伝えている。11月1日まで。


 丸亀城の崩落した三の丸石垣の地中に埋まっているのが見つかった「埋没石垣」のうち、丸亀市は一部を取り外し、城内の石垣復旧PR館の横に移設して19日から展示を始めた。埋没石垣は江戸期の17世紀中ごろに造られ、災害で崩れたまま350年以上も埋まっていたとみられる石垣で、巨大な石に残された割れやずれなど、かつての崩落の痕跡を間近に見ることができる。


 香川県高松市玉藻町の史跡高松城跡・玉藻公園で、高松城の歴史文化をテーマにしたスタンプラリーを開催している。園内に設けたポイントを巡ってスタンプを集めながら、同時にスマートフォンなどを使った拡張現実(AR)を体験できる。来年3月末まで。


 四国4県や旅行関連業者などでつくる四国ツーリズム創造機構(高松市)は、多言語版ウェブサイトに新たにフランス語対応のサイトを開設した。新型コロナウイルスの影響で海外での商談会やプロモーション活動が難しい中、ウェブでの情報発信を強化する。


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