香川さくらの会(吉田宏基会長)は、10年前に「香川のさくら100選」として選んだ香川県内の桜の名所を見直し、新たに7市2町の計18カ所を選んだ。今後、インターネットなどを活用して名所を広くPRしていく方針で、同会は「多くの人に桜に親しみ、守り育てていく気持ちを育んでもらえれば」としている。


 四国水族館(香川県綾歌郡宇多津町)のイルカプログラムが「まるでラッセンの世界」と話題になっている。夕日でオレンジ色に染まる雲やきらめく海面をバックに、豪快にジャンプするイルカの美しいシルエット―。神秘的な光景を求め、一眼レフカメラなどを手に訪れる人が増えている。


 香川県さぬき市志度出身の江戸期の奇才・平賀源内(1728~79年)の古里としてさらにPRを図ろうと、市は地元のまちおこしグループと共同で、源内の生家などがある源内通りの17カ所に、源内にまつわる看板を設置した。看板はエレキテルの復元など幅広い分野で活躍した源内の足跡が分かる内容となっており、ガイドがいなくてもまち歩きを楽しみながら郷土の偉人について理解を深められる仕掛けとなっている。


 多度津町立資料館(多度津町家中)で企画展「多度津に伝わる工芸品」が開かれている。江戸後期から廻船(かいせん)業で財を成し、明治以降は近代産業の発展に貢献した商家の漆工芸品などが並び、当時の多度津の繁栄ぶりが見て取れる。30日まで。


 ペンキ画作家で日本ペイントスペシャルアンバサダーのSHOGENさん(34)=京都府=が、香川県高松市瀬戸内町の高松市中央卸売市場で壁画アートの制作に取り組んでいる。市場の活性化を進める高松市の活動に賛同、新型コロナウイルスの影響を受けながらも奮闘する市場の活力を、ヒマワリをテーマにした明るい壁画で表現している。


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