国の登録有形文化財である大きな屋敷で讃岐うどんが味わえる「うどん本陣山田家」(高松市牟礼町)。1978(昭和53)年創業のうどん本陣山田家をプロデュースしたのは、琴平町出身の画家和田邦坊(1899~1992年)だ。今夏、改修を終えた店内には、邦坊の未発表作品が展示され、おいしいうどんとともに邦坊らしい民芸調の世界を味わうことができる。

 邦坊は山田家の創業者である山田潔会長の伯父にあたる。山田家は元々大庄屋で、明治維新以降酒造業を営んでいたが、戦後に廃業。サラリーマンだった山田会長がうどん店を開業した。


 五色台の白峰にある四国霊場81番札所。参道から山門、境内の本堂に至るまで枝を広げたモミジがちょうど見頃を迎えている。山寺らしく、日当たり具合で赤や橙色(だいだいいろ)のグラデーションを楽しめるのが特徴。頓証寺殿(とんしょうじでん)横の大イチョウも見応え十分。(23日撮影)


 国営讃岐まんのう公園(まんのう町吉野)の累計入園者数が23日、開園から21年8カ月で900万人を達成した。節目の入園者となったのは、高松市の小学3年石村綾菜さん(9)。エントランス広場でセレモニーが開かれ、来園者や職員が大台突破を祝った。


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