漆器制作工程つぶさに 県漆芸研究所「できるまで展」 11月4日まで
県漆芸研究所(高松市番町)で、漆器の工程を紹介する「漆器ができるまで展」が開かれている。木地作りから塗りに至るまでの見本作品などが並び、漆芸の魅力や奥深さを伝えている。11月4日まで。
県漆芸研究所(高松市番町)で、漆器の工程を紹介する「漆器ができるまで展」が開かれている。木地作りから塗りに至るまでの見本作品などが並び、漆芸の魅力や奥深さを伝えている。11月4日まで。
「瀬戸内国際芸術祭2019」秋会期が開かれる本島(丸亀市)で、浄瑠璃と劇団前進座の公演が会期中に行われる。会場は塩飽大工により1862年に建てられた市指定文化財の芝居小屋「千歳座」。塩飽水軍の本拠地として栄えた本島で、時代の先端を行く現代アートの鑑賞とともに、島の歴史を感じさせる小屋で芝居を楽しめるまたとない機会になりそうだ。
優れた県産品を表彰する「2019年度かがわ県産品コンクール」の入賞産品が決まった。最優秀賞の知事賞には、食品部門で安岐水産(さぬき市)の「さぬき蛸(だこ)といりこの瀬戸内アヒージョ」、菓子・スイーツ部門は仁尾産商(三豊市)の「本格手焼き車海老(えび)せんべい」、一般部門はうちわ工房 三谷(丸亀市)の「そよ風うちわ」がそれぞれ輝いた。
香川を訪れるインバウンド(訪日外国人客)が増加する中、県観光協会は、地震などの災害に遭った外国人客を支援しようと、防災マニュアルを初めて作成した。多言語に対応した外国人客向けと、外国人客を受け入れる観光事業者向けの2種類があり、避難に必要な情報などを分かりやすく提供し、言葉の壁が原因で“情報弱者”に陥りやすい外国人客のサポート体制を充実させる。
高松市御厩町にある国の重要文化財「小比賀家住宅」。小比賀家は甲斐源氏武田氏を祖先に持ち、江戸時代に庄屋や大庄屋を務めた家柄。江戸時代初期に建てられたかやぶき屋根の長屋門や主屋は長い時を経て大切に受け継がれ、田園の広がるのどかな景色の中に堂々とした姿でたたずんでいる。