瀬戸芸会場巡りに「列車フリーパス」 JR四国・西日本発売
「瀬戸内国際芸術祭2019」の開催に合わせ、JR四国とJR西日本は1日、作品会場巡りに便利な「岡山・香川アートフリーパス」を発売した。両県内の自由周遊区間で快速、普通列車の自由席が1日間乗り降り自由になる。
「瀬戸内国際芸術祭2019」の開催に合わせ、JR四国とJR西日本は1日、作品会場巡りに便利な「岡山・香川アートフリーパス」を発売した。両県内の自由周遊区間で快速、普通列車の自由席が1日間乗り降り自由になる。
香川証券(高松市)などは、瀬戸内海を活用した観光事業を行う新会社「瀬戸内アイランドクルーズ」を設立した。15日からクルーザーを使った海上ハイヤーサービス事業を開始する。瀬戸内国際芸術祭などで注目が集まる中、国内富裕層やインバウンド(訪日外国人客)らを対象にオーダーメードの船旅を提案。非日常の体験を通じ、瀬戸内海の魅力を広く発信する。
善通寺五岳山地域活性化プロジェクト(代表・菅智潤総本山善通寺法主)は、善通寺市内の文化遺産などを紹介するスマートフォン向けアプリ「善通寺てくてく文化遺産アプリ」の配信を始めた。アプリは日本語をはじめ、英語や中国語など計6言語に対応。国内外から訪れた観光客のスマホに文化遺産などの情報を届け、市内の魅力を発信する。
香川県高松市の奥座敷・塩江町の魅力が詰まったプロモーション映像「おいでまい 塩江町」が同市内のデジタルサイネージ(電子看板)を中心に放映されている。制作したのは武蔵野美術大の学生グループ「アートハーツフィルム」で、映像を通じて「豊かな自然や人々の営みなど、温泉だけではない塩江の素朴な魅力を多くの人に伝えたい」と話している。
香川県小豆郡土庄町の土庄港近くの老舗菓子店の壁面に多摩美術大の学生たちが小豆島の名所や自然、文化をモチーフに絵を描き、2日に完成させた。エンジェルロードや寒霞渓、オリーブなどが建物いっぱいに色鮮やかに彩られ、学生たちは「個性を表現しながら島の魅力を伝えるものが出来上がった」と手応えを感じている。