「TOKYO」だけじゃない、2020年は「TAKAMATSU」に海外が熱視線―。旅行予約サイト世界大手のブッキングドットコム(オランダ)が発表した「2020年に訪れるべき目的地10選」に、高松市が国内の都市で唯一選ばれた。サイト利用者の旅行先や口コミ情報をもとに決めており、盛況だった「瀬戸内国際芸術祭2019」の効果で認知度がアップしたことなどが影響したとみられる。高松市は英国の旅行比較サイトの同種ランキングでも選出されており、香川を訪れる外国人観光客のさらなる増加が期待できそうだ。


 小豆島近海で捕れるハモを「小豆島 島鱧(しまはも)」とブランド化して売り込んでいる土庄町伊喜末の四海漁協(穴山雅博組合長)は、島鱧を一層PRしようと、島内の宿泊施設の代表者や飲食店の料理長らを招いて試食・提案会を開いた。参加者は加工施設を見学したり、島鱧を使った料理を味わったりしながら島鱧の魅力を再認識した。


 瀬戸大橋を望むホテル「湯元さぬき瀬戸大橋温泉せとうちそう」(坂出市常盤町)。約30年前の創業以降にロビーや風呂をリノベーションし、居心地の良い空間をつくり出している。


 高松市香川町の結婚式場が8月にオープンしたホテル「ザ・チェルシーブレス」に併設するレストラン。メニューはコース料理のみ。和モダンをコンセプトにした高級感漂う空間で、記念日のお祝いなど特別なひとときを過ごそう。


 障害のある人たちが手掛けたアート作品を集めた「県障害者芸術祭2019」が4、5の両日、高松市のサンポート高松で開かれる。絵画や書道、陶芸などの作品展示をはじめ、さをり織りのファッションショーなどの多彩なイベントを用意している。


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