香川県高松市中心部で宿泊する観光客をターゲットに、香川の伝統文化と四国の地酒を楽しんでもらう夜間イベント「ミクソロジー・エクスペリエンス・バー」が28日から11月3日まで、高松市古新町のリーガホテルゼスト高松で開かれる。


 京都の老舗ホテルで10年間腕を磨いたシェフの洋食店。

 人気はシェフのこだわりランチコース(2200円)。瀬戸内海産の魚料理と牛や豚などの肉料理、前菜にサラダやデザートなど全7品。ゆったりとした店内で少しぜいたくなランチが楽しめる。


 消費税増税に合わせて、高松タクシー協会所属の40社が1日、初乗り運賃を650円から490円に値下げした。1.5キロだった初乗り距離を900メートルにすることで安価での利用を促す「短縮運賃」の試み。各社は訪日外国人客を含め、割高感から敬遠していた人に「ちょい乗り」をアピール、利用増に期待を寄せている。


 香川県仲多度郡琴平町の金刀比羅宮表参道沿いに、江戸前期創業の元旅館「敷島館」のたたずまいを再現した宿泊施設がオープンした。観光客の減少などに伴い同旅館が灯を消して約20年。往時の気品漂う姿が門前の古き良き町並みにマッチし、新たな魅力を生み出している。関係者は入り込み客数がピーク時から半減している琴平の再興の起爆剤として期待を寄せている。


 外国人客の訪問先が広いエリアに広がっていることが国の地域経済分析システム「リーサス」で分かった。瀬戸内国際芸術祭で知名度が上がった島しょ部やインスタ映えスポットへの関心が誘客につながり、大型商業施設や宿泊施設にも波及効果が出ている。観光関係者らは満足度を高めるサービスに力を入れ、リピーターの獲得や口コミの拡散に期待を寄せている。


関連情報