旅行ガイドブックのシェア世界1位の出版社「ロンリープラネット」は、「アジア太平洋地域の訪れるべき目的地」の2位に四国を選出した。国内から選ばれたのは唯一で、県関係では直島のアート作品の写真を添えて瀬戸内国際芸術祭2019などをウェブサイトで紹介している。昨年末以降、海外メディアが旬の観光地として「瀬戸内」を推薦するケースが相次いでおり、ますます世界から香川への注目が高まりそうだ。


 旅行情報サービス「じゃらん」を手掛けるリクルートライフスタイル(東京)が発表した宿泊旅行調査で、香川を訪れた旅行客がうどんなど「食べ物」を高く評価していることが分かった。旅行先に選んだ理由として「そこならではの食、特産品に興味があったから」が都道府県別の2位になるなど、食にまつわる項目が上位に入り、“食の宝庫”としての香川の魅力が観光客を引き付けていることがうかがえる。


 今度は伝統工芸にヤドン?―。香川県は、ポケットモンスターの人気キャラクター「ヤドン」との新たな企画として、伝統的工芸品とのコラボ商品を発売すると発表した。庵治石や丸亀うちわなど、ヤドンモチーフのかわいらしいデザインが目を引く商品は13日から販売。今年の夏もヤドンがうどん県を盛り上げる。


 3月にオープンしたテークアウト専門店「鉄板王」(香川県三豊市豊中町)。注文を受けてから焼き上げる出来たてのお好み焼きやたこ焼きが人気を集めている。

 一押しは、同店オリジナルの「鉄板王 香川焼き」(700円)。お好み焼きにそばを重ねた広島焼きをヒントに、うどんを使ってボリュームある一品に仕上げた。蒸したキャベツや豚肉などと一緒に焼き上げた生地は、コクのあるソースとの相性がいい。うどんとふんわりした生地の食感の違いも楽しめる。


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