弘法大師空海が中国から持ち帰ったとされ、その後、さまざまな技法を取り入れながら受け継がれてきた讃岐提灯(ちょうちん)。1610年創業の製造元「三好商店」では、金刀比羅宮や明治神宮など全国の神社仏閣からの注文に応えるとともに、伝統技術を応用した独創的な作品を生み出している。


 もちもちの弾力ある麺が自慢のうどん店。麺はゆでたて、天ぷらは揚げたてを提供。1玉が300グラムとボリュームも満点だ。
 人気メニューは、衣がさくさくのとり天が四つのった「冷/かしわ天ぶっかけ」(千円)。別添えのだしはカツオやイリコの素材の味が好評で、飲み干す客も多いとか。「冷/ぶっかけうどん」(650円)もお薦め。


 日本そばを気軽に味わってもらおうと、うどん店の創業者がセルフのそば店を出店。麺は自家製で、そばの風味を生かすとともに、コシのある食感に仕上げている。
 かけそばは430円とリーズナブル。甘く味付けした牛肉と一緒に食べる「肉もりそば」(800円)はボリュームたっぷりだ。うどんや中華そばのほか、カツ丼などのご飯物も提供している。


 JR丸亀駅近くの空き店舗を改装。お好み焼きはふんわり食感が特徴で、お薦めは牛すじとこんにゃくが入った「牛すじコン玉」(830円)。うどん専用ソースで味わう「ホルモンうどん」(860円)も人気。平日はおにぎりやみそ汁などが付いたランチもある。居酒屋感覚で来店できるよう一品料理も充実。


 瀬戸内海国立公園指定90周年を記念した「KINRINマルシェ」が11日、香川県さぬき市津田町の琴林公園(津田の松原)で始まった。好天に恵まれた初日は、多くの家族連れらがサンドアートなどのワークショップを楽しんだり、県産品グルメを味わったりしながら瀬戸内海や白砂青松の美しさを堪能した。12日まで。


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