香川県高松市内の旅行をより深く楽しんでもらおうと、高松タクシー協会(寺師大祐会長)は、短時間で観光地や飲食店などを巡る新たなサービス「たくたび高松」を開始した。タクシーの機動性を生かし、2~4時間程度で回れる五つのプランを用意。観光客に旅の途中の「すきま時間」を有意義に過ごしてもらうとともに、新型コロナウイルスの影響で打撃を受けた業界や観光関連産業の活性化につなげる。


 香川ダイハツ販売(香川県高松市)は9日、小豆島でカーシェアリング事業を始めた。軽自動車2台と小型車1台を用意。15分単位で利用することができ、レンタカーより経済効率が高いとしている。専用アプリを通じて予約、決済などの手続きを行うため、新型コロナウイルス下で人と接触せずに利用できる。


 土庄、小豆島両町は、小豆島の飲食店115店を紹介する冊子「小豆島グルメめぐり」を作製した。観光客らに配慮し、提供するメニューのジャンル別やエリア別で店舗を探せるよう工夫している。


 香川県坂出市文京町の坂出高校(黒島俊哉校長)の女子生徒3人が選んだ市内の絶景やおしゃれなカフェなどを写真で伝えるフォトブックが完成した。フォトブックには若い感性で捉えた沙弥島や瀬居島など10カ所の魅力が詰まっており、市は県内の道の駅などに配布して観光振興などに活用する。


 香川県小豆郡土庄町で妖怪をテーマにアート事業を展開するMeiPAM(メイパム)は、夜型観光の推進を目的に「迷路のまち ナイトツーリズム」を4日から週末を中心に来年1月11日まで開催する。運営する妖怪美術館の夜間営業を行うとともに近隣の飲食店とも連携し、観光客らにまち巡りをしながら昼間とは違った「怪しい」雰囲気を味わってもらう。


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