2019年にオープン30周年を迎えた山あいのホテル「さぬき温泉」(高松市塩江町)。大浴場と露天風呂を擁する温泉棟は山の斜面に沿うように立っており、豊かな自然に包まれながら癒やしのひとときを過ごすことができる。


瀬戸内の春をいち早く感じられる島サイクリングのベースキャンプ

 瀬戸内で2番目に大きい島、小豆島。高松港からフェリーで1時間、島の玄関の土庄港に到着します。港から徒歩1分の「オーキドホテル」に併設されているのがサイクリストのための「小豆島サイクルステーション」です。小豆島を巡るコースは、ロングライドに慣れ始めたサイクリストに大変好評です。島を一周する通称「マメイチ」と呼ばれるコースをはじめとして「岬巡りコース」「寒霞渓ヒルクライム」「観光地巡りコース」など、目的別に選べる豊富なコースバリエーションも魅力的です。


 坂出市沙弥島の東山魁夷せとうち美術館で「森羅万象を描く」と題したテーマ展が開かれている。魁夷(1908~99年)が風景画家として出発する前の版画から、日本の山々を描いた作品までの東山魁夷せとうち美術館収蔵品を紹介。自然や動物に生命の輝きを見いだした魁夷の画境をたどる。26日まで。


 「TOKYO」だけじゃない、2020年は「TAKAMATSU」に海外が熱視線―。旅行予約サイト世界大手のブッキングドットコム(オランダ)が発表した「2020年に訪れるべき目的地10選」に、高松市が国内の都市で唯一選ばれた。サイト利用者の旅行先や口コミ情報をもとに決めており、盛況だった「瀬戸内国際芸術祭2019」の効果で認知度がアップしたことなどが影響したとみられる。高松市は英国の旅行比較サイトの同種ランキングでも選出されており、香川を訪れる外国人観光客のさらなる増加が期待できそうだ。


 小豆島近海で捕れるハモを「小豆島 島鱧(しまはも)」とブランド化して売り込んでいる土庄町伊喜末の四海漁協(穴山雅博組合長)は、島鱧を一層PRしようと、島内の宿泊施設の代表者や飲食店の料理長らを招いて試食・提案会を開いた。参加者は加工施設を見学したり、島鱧を使った料理を味わったりしながら島鱧の魅力を再認識した。


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