パソナグループの地方創生(東京)が香川県仲多度郡琴平町の新町商店街で取り組んでいる「地域まるごとホテル」が10月31日、グランドオープンした。空き店舗や空き家5軒を改装して宿泊施設や新たな店舗にし、周辺の飲食店と合わせて地域一帯をホテルに見立て楽しんでもらう事業。訪日客らをメインターゲットに、シャッター街となっている商店街の活性化を目指す。


 開業60周年を迎えた高松国際ホテル(香川県高松市木太町)が、創業当時の味を再現した復刻メニューを期間限定で提供している。同市ではまだ洋食料理店は珍しく、食材も限られていた時代だったため、素朴で懐かしい味が楽しめる。


 国内の有名ホテルなどで約40年間料理人として腕を振るってきた店主の本格中華が味わえる。店名は店主の故郷である中国・揚州市を詠んだ漢詩に由来。ランチはマーボー豆腐と野菜炒めにご飯、スープ、サラダが付くセット(1180円)など3種類。夜は水ギョーザやごま団子など豊富な一品料理を提供する。


 旅行大手JTB(東京)は1日、小豆島で「20年先の小豆島をつくるプロジェクト」をスタートさせた。第1弾として地元団体が2017年から実施しているシェアサイクル事業を拡充。今後、自動運転バスの導入に向けた実証実験や関西エリアからのヘリコプターを活用した誘客事業にも取り組む。


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