日本ミシュランタイヤは4日、独自の指標「ミシュランキー」で評価した国内の宿泊施設を初めて発表した。最高位となるキー(鍵)三つの「3ミシュランキー」には東京都千代田区の「パレスホテル東京」や神奈川県箱根町の「強羅花壇」、京都市中京区の「HOTEL THE MITSUI KYOTO」など神奈川、京都、東京、三重4都府県の6施設を選んだ。


 栗林公園前のホテル「パークサイド高松」1階にオープンしたレストラン。県内のホテルで総料理長を務めた山田雅一さん(55)が腕を振るう。フレンチとイタリアンをベースに、本格的な洋食を味わえる日替わりランチは千円と手頃。7月3日からディナー営業も始める予定で、前菜やメイン料理の選べるセットメニューは1700円。


 香川県高松市庵治町やさぬき市津田町の海岸沿いに、1棟貸し切り型の宿泊施設が相次いでオープンしている。瀬戸内海を望むロケーションを楽しみながら、別荘感覚で自由に過ごせるのが特徴で、首都圏や関西からの観光客、外国人客らに好評だ。両エリアでは約20棟が運営されており、来年以降、さらに増える見通し。地元業者と連携した食事メニューやアクティビティーの提供にも取り組んでおり、地域活性化の期待も高まる。


 「小豆島」という名のハナショウブが、香川県小豆郡土庄町屋形崎のホテルで見頃を迎えている。地元の郷土史家・藤井豊さん(2011年死去)が明治神宮(東京)のハナショウブ園で見つけたのをきっかけに1987年から栽培を始め、藤井さんから株を譲り受けた女性が昨年2月、同ホテルなどに株分けした。薄紫色の花がそよ風に揺れ、優雅な雰囲気を醸し出している。見頃は今月20日ごろまで。


 東かがわ市観光協会は、訪日客らに市内の観光スポットや宿泊施設などを紹介しようと、観光ガイドブック「東かがわルートミュージアム」の英語版を作成した。千部を無料配布しており、市への誘客につなげたい考え。


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