小豆島観光の新たな見どころを作り、住民をアートでつなげようと、7月8日から8月27日まで島内全域で「小豆島もうひとつの芸術祭」が開かれる。仕掛け人は「小豆島アートプロジェクト」(事務局・小豆島町)の石井純代表。ギャラリーはもちろん、カフェや寺にいたるまで島中にアートがあふれる期間を創出する。


 「小豆島」という名のハナショウブが香川県小豆郡土庄町屋形崎のホテルや香川県小豆郡小豆島町西村の小豆島オリーブ公園で見頃を迎えている。地元の郷土史家・藤井豊さん(2011年死去)が明治神宮(東京)のハナショウブ園で見つけたのをきっかけに1987年から栽培。藤井さんから株を譲り受けた女性が今冬、育ててきたものをホテルなどに株分けした。薄紫色の優雅な花が観光客らの視線を引き付けている。見頃は今月末ごろまで。


 屋島山上観光協会は屋島のイメージアップに向け、山上の景観向上を図るリブランディング事業「屋島をひらく」を始めた。屋島を描いたのれんを山上の飲食店や宿泊施設など7カ所に設置。17日からは山上の施設を巡るスタンプラリーも行う。


 丸亀、坂出両市にまたがる飯野山(讃岐富士)で22日、山開きとなる「里山まつり」が開かれた。香川県内外から訪れた計546人が3カ所の登山口から思い思いのペースで山頂を目指し、新緑が鮮やかな春の讃岐富士を満喫。両市の菓子店や飲食店、ホテルなどが協賛する恒例の「讃岐富士マウンテンウイーク」もスタートした。


 丸亀、坂出両市にまたがる飯野山(讃岐富士)で22日から「讃岐富士マウンテンウイーク」が始まる。標高の422メートルにちなみ、4月22日が「讃岐富士の日」に制定されており、22日は山開き式(里山まつり)を開いて登山口3カ所で記念の缶バッジを限定422個配布する。28日までのウイーク期間中、両市内の飲食店やホテルなどが協賛キャンペーンを展開する。


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