1947(昭和22)年創業の「喫茶アズマヤ」(香川県高松市鍛冶屋町)。戦時中に東京から疎開してきた初代店主が寺の境内でぜんざいを提供したところ評判となり、同市紺屋町で店舗を構えた。店名は庭や公園に休憩所として建てる「東屋」に由来し、「東から来た」というルーツも込めた。


 地域の魅力発信に取り組む多度津町タウンプロモーション事業推進プロジェクト実行委員会は、町内のグルメや体験を題材にした冊子「NICE TADOTSU(ナイス・タドツ)」第4号を作製した。「たどりつく多度津(再)。たどつdeデート」をテーマに掲げ、四つのデートのモデルコースや宿泊施設などを紹介している。


 香川県仲多度郡琴平町でビール工房などを経営するパソナグループの地方創生(東京)は21日、同町に地域まるごとホテル「GOYA」を来年12月にオープンすると発表した。新町商店街の空き店舗5棟を改修して宿泊施設にするとともに、ビール工房や周辺の飲食店などと合わせ、地域一帯をホテルに見立てて楽しんでもらう構想。訪日客らを取り込み、シャッター街となっている商店街の活性化を目指す。


 香川県高松市のサンポート高松と直島町で2027年夏の高級ホテル開業を計画している四国電力は15日、施設概要を正式発表した。ホテル名は高松、直島の施設を一体化して「マンダリンオリエンタル瀬戸内」とし、香港に拠点を置くマンダリンオリエンタルホテルグループが「周遊型ホテル」として運営する。客室数は高松に建設する13階建てが92室、古民家風の直島の施設が22室で、宿泊料は標準的な客室で1室10万円以上を想定。建設費は約250億円で来年夏の着工を予定している。


 小豆島を代表する観光地を多彩な光で彩って新たな魅力を創出するイベントが7日、エンジェルロード(香川県土庄町)と寒霞渓山頂駅(香川県小豆島町神懸通)を皮切りにスタートする。プロジェクションマッピングを活用し、各地の地形的な特徴や歴史的背景を想起させる映像を映し出し、来場者に夜の小豆島観光を楽しんでもらう。12月3日まで。


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