2009年に閉店した有名うどん店「宮武うどん」を受け継いだ人気店。旧店舗で愛用された調理器具や伝統の品書きなどもそのまま譲り受け、昔ながらの素朴な味を求めて数多くの著名人が足を運び、舌鼓を打っている。


 香川県綾歌郡綾川町滝宮の道の駅滝宮にある複合施設「うどん会館」が13日、リニューアルオープンした。うどん店と土産物ショップ、地元食材レストランが営業を開始。綾川は讃岐うどん発祥の地とされるほか、県内有数のイチゴ産地とあって、豊富な土産うどんやイチゴの菓子などを取り扱っており、初日から大勢の家族連れらでにぎわった。


 東讃を代表するうどんの名店。四国霊場88番札所・大窪寺門前の立地もあり、これまで数々の有名人がのれんをくぐった。遍路姿の著名人がお忍びで訪れることも珍しくない。店内にはとびっきりの笑顔で従業員と一緒にフレームに収まった有名人の写真が並ぶ。


 綾川町が改修工事を進めていた道の駅滝宮(香川県綾歌郡綾川町滝宮)にある複合施設「うどん会館」が、13日にリニューアルオープンする。うどん店や土産物ショップ、レストランの3店舗が営業をスタートし、琴電綾川駅やショッピングモールと結ぶ町営の無料シャトルバスも運行を始め、エリア一帯のにぎわいづくりを目指す。農産物の産直市を含めた全施設のグランドオープンは来年3月下旬を予定している。


 揚げたての天ぷらとうどんのうまさで県外客にも人気のうどん店。ミュージシャン、俳優、お笑い芸人など幅広い有名人が足を運んでおり、来県のついででなく、プライベートで訪れる人も。店内には数多くのサイン色紙や写真が並ぶ。


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