瀬戸内の春をいち早く感じられる島サイクリングのベースキャンプ

 瀬戸内で2番目に大きい島、小豆島。高松港からフェリーで1時間、島の玄関の土庄港に到着します。港から徒歩1分の「オーキドホテル」に併設されているのがサイクリストのための「小豆島サイクルステーション」です。小豆島を巡るコースは、ロングライドに慣れ始めたサイクリストに大変好評です。島を一周する通称「マメイチ」と呼ばれるコースをはじめとして「岬巡りコース」「寒霞渓ヒルクライム」「観光地巡りコース」など、目的別に選べる豊富なコースバリエーションも魅力的です。


 「TOKYO」だけじゃない、2020年は「TAKAMATSU」に海外が熱視線―。旅行予約サイト世界大手のブッキングドットコム(オランダ)が発表した「2020年に訪れるべき目的地10選」に、高松市が国内の都市で唯一選ばれた。サイト利用者の旅行先や口コミ情報をもとに決めており、盛況だった「瀬戸内国際芸術祭2019」の効果で認知度がアップしたことなどが影響したとみられる。高松市は英国の旅行比較サイトの同種ランキングでも選出されており、香川を訪れる外国人観光客のさらなる増加が期待できそうだ。


 令和となって初めての元日が間近に迫る中、善通寺市の総本山善通寺(菅智潤法主)では、新年に向けた準備がいよいよ大詰めを迎えている。境内では大勢の初詣客を迎えようと、お守りなどの授与所の開設や露店の設置作業などが慌ただしく進んでいる。元日0:00からは恒例の「年明けうどん」の無料接待が行われる。


 今年の世相を表す漢字は「令」。新元号令和に新たな時代の希望を感じた県民も多いことだろう。県内10大ニュースでは、瀬戸内国際芸術祭や木下サーカスの公演、東京五輪聖火リレーの県内ルート決定、高松商高の甲子園春夏連続出場など明るい話題が目立った。新年の干支(えと)は子(ね)(ネズミ)。子どもをたくさん産むことから子孫繁栄の象徴とされ、大黒天の使者として縁起がいいともいわれる。十二支で最初に数えられる子の年は文字通り初心に帰り、改元に続いて気持ちを新たに臨みたいものだ。県内の初詣スポットを紹介する。


 “勇者”になって坂出の冒険へ―。坂出市が制作していたPR動画「坂出クエスト」が完成した。作品は、勇者が市特産の金時ニンジンの妖精に導かれ、伝説の天狗(てんぐ)と戦うロールプレーイングゲーム(RPG)仕立ての物語。旅の過程でグルメや絶景スポット、パワースポットなど市内のディープな場所を巡り、ゲーム感覚で「坂出通(つう)」になってもらう。


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