丸亀市が四国化成工業などと連携して、香川県丸亀市福島町のみなと公園で整備していた憩いの空間「パークレット」が完成し、20日に関係者にお披露目された。「瀬戸内国際芸術祭2022」の秋会期中には丸亀にちなんだグルメの提供やワークショップなどのイベントを社会実験として実施。瀬戸芸の会場となる本島と丸亀港を行き来する観光客らを誘導し、「街なか」の新たなにぎわい創出につながるか検証する。


 営業は不定期、かつ、10分間だけといううどん店。いつしか「10分うどん」という名が広がり、期間限定ならぬ“時間限定”の味を求めて著名人だけでなく、県内外の大勢のうどんファンが足を運んでいる。


 昨年9月から休館していた香川県仲多度郡琴平町の金刀比羅宮宝物館が、リニューアルオープン。約300年前の同宮周辺のにぎわいを詳細に描いた屏風(びょうぶ)絵や、伝統行事の蹴鞠(けまり)の際に使う装束など、これまで常設展示していなかった貴重な品を含め約60点が公開されている。


 香川の伝統工芸や地場産業を支える職人と多彩な分野のクリエーターらが連携し、高付加価値の製品を生み出すプロジェクト「SANUKI ReMIX(讃岐リミックス)」の第2弾の企画が13日発表された。讃岐桶樽(おけだる)や讃岐うどん、保多織の職人らが新製品づくりに取り組み、11月に高松市の玉藻公園披雲閣でお披露目する。


 香川県庁近くにあるうどん店。看板メニューは、甘く炊いた豚肉、牛肉や、油揚げ、温泉卵が入り、ボリュームたっぷりの「えびすぶっかけ(600円)」。会社員や学生、観光客らが訪れている。


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