香川の伝統工芸や地場産業を支える職人とクリエーターが連携し、新たな価値を生み出すプロジェクト「SANUKI ReMIX(讃岐リミックス)」の第3弾が3日、香川県高松市玉藻町の玉藻公園で始まった。缶詰をかたどったブースの中に、ものづくりに込めた職人の精神をクリエーターが表現したインスタレーションが並び、訪れた人の感性を刺激している。12日まで。


 ちくわを目に、かまぼこを口に見立てた“笑顔”のトッピングが有名なうどん店。自慢の太麺は、生地を3日間熟成することで甘みを引き出している。お薦めは一日15食限定の肉うどん(700円)。おしゃれな内装やインテリアなども目を引く。


 県内外の人形劇団の公演が楽しめる「とらまる人形劇カーニバル」(同実行委主催)が、香川県東かがわ市西村のとらまるパペットランドで開かれている。プロやアマチュアの劇団による熱演が繰り広げられ、家族連れらが人形たちが紡ぐ物語の世界を満喫している。29日まで。


 琴平町出身で画家や小説家などとマルチに活躍した和田邦坊(1899~1992年)の足跡を写真や作品で振り返るコレクション展が、香川県善通寺市大麻町の灸まん美術館で開かれている。今回は、邦坊ゆかりの企業や個人が所蔵する絵画を初公開。迫力のある板戸絵や県内観光地のにぎやかな様子を描いた風景画などが並び、邦坊の多彩な才能に触れることができる。11月13日まで。


 歴史や自然、文化など高松市の魅力を市民がプロデュースして発信する「高松まちかど漫遊帖」(同実行委主催)の秋編が同市内で開かれている。今回は「古きをたずね 新しきを知る秋」をテーマに、香東川沿いの散策や「勝賀城跡」を目指す山登り、古墳巡りと野だてを楽しむものなど計24コースを用意。和菓子やうどんなどを作る体験メニューもある。


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