うどん以外でも香川県産小麦の魅力を楽しんで―。香川県などは、うどん用県産小麦「さぬきの夢」を使ったそうめんや和洋菓子など26商品を開発した。17日から香川県内外の計140店でキャンペーンを展開。おいしさをアピールし消費を促す。


 香川県丸亀市は、大学生目線で市内のうどん店巡りを提案する「丸亀うどんマップ」を作製した。質問に「YES」「NO」で答え、気分に合ったコースを選ぶ「うどんde人間診断」を盛り込んだのが特徴。観光スポットやカフェなども掲載し、携帯しやすいA5判14ページのコンパクトサイズにまとめた。


 1976年創業で、親子3代続くうどん店。香川県丸亀市城東町に店を構えていたが、2014年に土器町に移転オープンした。生地を一晩熟成させることで粘りともちもち感を生み出しており、多くの有名人が自慢の麺を味わっている。


 香川県高松市内の旅行をより深く楽しんでもらおうと、高松タクシー協会(寺師大祐会長)は、短時間で観光地や飲食店などを巡る新たなサービス「たくたび高松」を開始した。タクシーの機動性を生かし、2~4時間程度で回れる五つのプランを用意。観光客に旅の途中の「すきま時間」を有意義に過ごしてもらうとともに、新型コロナウイルスの影響で打撃を受けた業界や観光関連産業の活性化につなげる。


 JR四国は、JR西日本の長距離観光列車「ウエストエクスプレス銀河」を12月25、26の両日に大阪―琴平駅間で運行する。「ウエストエクスプレス銀河」の四国への乗り入れは初めて。12月まで開催中の大型観光キャンペーン「四国デスティネーションキャンペーン(DC)」の最後を飾るイベントとして位置付け、誘客を図る。


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