「ブルートレイン」香川に 岸井さん夫婦(善通寺)が計画 鹿児島で野ざらし→資金募り遍路宿へ
憧れのブルートレインを香川に―。香川県善通寺市生野町のうどん店「岸井うどん」店主の岸井正樹さん(59)夫婦が、鹿児島県で使われずに野ざらしになっている寝台特急「ブルートレイン」を香川に移設し、お遍路さんの宿としてよみがえらせる計画を進めている。
憧れのブルートレインを香川に―。香川県善通寺市生野町のうどん店「岸井うどん」店主の岸井正樹さん(59)夫婦が、鹿児島県で使われずに野ざらしになっている寝台特急「ブルートレイン」を香川に移設し、お遍路さんの宿としてよみがえらせる計画を進めている。
その扉の向こうには何が広がっているのだろう―。香川県東かがわ市松原の白鳥神社(猪熊兼年宮司)の境内に鮮やかなピンク色の木製ドアがぽつんと置かれている。まるでドラえもんの「どこでもドア」のようで、広大な松林の中にある不思議な光景が「インスタ映えスポット」としてじわりと注目を集めている。
綾川町は、香川県綾歌郡綾川町滝宮の「道の駅滝宮」内にある複合施設「うどん会館」のリニューアルについて具体的な内容を決めた。うどん会館内の産直市のスペースを従来の3倍に拡充して農産物の販売を強化するのに加え、うどん店やスイーツショップなどの運営・管理を民間主導にしてサービス面の充実を図る。近隣に滝宮天満宮や大型商業施設がある立地条件を生かして、観光資源の相乗効果を高める方針。オープンは年内を予定している。
香川県観光協会は、県の公式観光サイト「うどん県旅ネット」のトップページをリニューアルした。香川への旅行が容易にイメージできるよう季節感のある写真を前面に押し出し、スマートフォンからも見やすい縦型を中心としたレイアウトに変更、短時間で見られる観光動画も準備した。