2024年が暮れようとしている。能登半島地震の発生に始まり、日航機と海上保安庁機の衝突、能登豪雨、相次ぐ「闇バイト」事件などと暗いニュースが多く思い起こされる一年だったが、パリ五輪での日本選手の活躍や日本原水爆被害者団体協議会(被団協)のノーベル平和賞受賞は、日本人として誇らしい気持ちにさせてくれた。来る25年の干支(えと)は「巳(み)」。ヘビは古来より信仰の対象であるほか、脱皮を繰り返すことから「再生」と「復活」を連想させる。「新年は再生、復活し、躍進の年に」と願わずにいられない。県内を中心に四国の初詣スポットを紹介する。


 道の駅源平の里むれ(香川県高松市牟礼町)が、湯船に入れてうどんだし風の香りと色を楽しむ入浴剤「さぬきうどんの香湯」を販売している。数量限定で、同道の駅は「さぬきうどんを“体験する”という新たな視点で企画した。香川の魅力を全国に広く発信できれば」としている。


 観音寺総合高校(香川県観音寺市天神町、図子謙治校長)の総合学科食物系列の生徒が、四国の食の魅力を発信するサービスエリア(SA)のメニューを考案し、商品化された。最優秀賞に選ばれたのは、香川のソウルフードの骨付鳥をアレンジしたどんぶり「骨付鶏風!やみつき丼」。高松自動車道の豊浜SA上り線のレストランで12月22日まで販売している。


 もちもちとした太麺、濃いめのいりこだしが特色のフルサービスのうどん店。40種超のメニューをリーズナブルな価格で提供する。人気の平日限定「定食セット」は、好きなうどんプラス300円で天ぷら3種類と炊き込みご飯が付く。8種類の野菜が入った「しっぽくうどん」、レモン汁が麺に絡む「仁尾レモンぶっかけ」などがお薦め。


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