讃岐うどんの薬味として欠かせない香川県産の青ネギや天ぷらで人気のサツマイモ、徳島県産のスダチの消費拡大を図るコラボフェアが21日、県内のうどん店で始まった。31日までの期間中、参加店が各食材を使った限定メニューを提供する。


 うどん、ラーメン、パン―。最近の昼飯を振り返ると、米を食べていない。どうりで恋しいわけだ。今日の昼飯は決まったな。どうせなら目先を変えて洋食で楽しもう。
 目印は店名の入った赤い軒先テントと、看板メニューを模した黄と赤のちょうちん。タケダ食堂(香川県高松市扇町)。いただくのはもちろんオムライス(700円)だ。


 地域の魅力をコスパよく、じっくり味わうなら香川が最適―。リクルート(東京)の観光調査・研究機関じゃらんリサーチセンターが全国の宿泊旅行者を対象に調査した都道府県別魅力度ランキングで、香川県が2024年度の総合満足度1位に選ばれた。前年度はトップ10圏外だったが、同センターは「地域に根ざし、その土地ならではの食や文化、自然をじっくりと味わう旅行スタイルが国内旅行の新たなトレンドになる兆しがあり、そうした需要に香川がマッチしたのでは」と分析している。


 アパレルメーカー「アーバンリサーチ」(大阪)が県内のアーティストや企業とコラボレーションしたオリジナルグッズが、香川県高松市丸亀町のアーバンリサーチドアーズ丸亀町グリーン高松店などで販売されている。同市在住のアーティスト平山昌尚さんが手がけたイラストがポイントで、平山さんファンの県民や観光客らの人気を集めている。


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