俺は昭和50年代にタイムスリップしたのだろうか。場所はもちろん、この店構え。幼稚園や小学校の行き帰りに見ていたあの頃のまんまじゃないか。
 のれんにはでかでかと「大衆食堂」、そして右下に小さく「川崎屋」。店名がまるで目立たないのがツボ。創業は大正時代とか。昭和レトロを超えて大正ロマンだ。いざ入店。年季が入った神棚、日めくり式カレンダー、テーブルの調味料はしょうゆ、ソース、そして味ぽん。はい合格。



 さて、ちらしずしやうどんにも引かれるけど、ここは昼定食(みそ汁付き720円)を。おかずは一皿にぎっしり。オムスパ、サゴシの塩焼き、ハモのフライ、タケノコ煮、小エビのかき揚げ、チキンナゲット、オクラの乱れ打ちだ。迎え撃とうじゃないか。
 うん、うまい。どれも間違いない。これぞ食堂の定食だ。大釜で一気に炊き上げる白ご飯も美味なり。お会計はキャッシュレス、じゃなくてキャッシュオンリー。そして出ました、懐かしのそろばん。しかも玉がばかでかいやつ。完全にとどめを刺された感。


人気の昼定食。大皿を埋め尽くすおかずがうれしい

人気の昼定食。大皿を埋め尽くすおかずがうれしい


 残暑のせいか何だか追われている気分。せめてお昼ご飯はゆっくりしたい。スマートフォンでグルメサイトのアプリを検索。気になるお店は全国どこでもお気に入りに登録している。ここだ。現在地から徒歩5分。「喫茶アズマヤ」(香川県高松市鍛冶屋町)に向かった。


 高松空港(香川県高松市香南町)の近くにある見どころやグルメスポットを紹介する「たかまつ空港周辺エリア GUIDE BOOK」の改訂版が完成した。現在、関連施設で無料配布している。


高松空港周辺エリアの見どころを紹介するガイドブック

高松空港周辺エリアの見どころを紹介するガイドブック


 改訂版は、高松空港株式会社、香南アグリーム、さぬき空港公園、さぬきこどもの国、さぬきフラワーガーデン(県園芸総合センター)で構成する高松空港周辺施設連絡会が発行した。
 各施設を写真付きで紹介しており、公式ホームページや交流サイト(SNS)のQRコードも掲載。うどん店や道の駅、ホテルの場所が分かるエリアマップは最新データに更新した。
 同連絡会は空港周辺の活性化に取り組んでおり、「ガイドブックを手にいろんなスポットを巡ってほしい」としている。

(四国新聞・2025/08/26掲載)


 四国で製造されているクラフトビールやワイン、リキュールなどの輸出につなげようと、日本貿易振興機構(ジェトロ)は21日、香川県高松市浜ノ町のJR高松駅前広場でインバウンド(訪日客)を対象としたマーケティングイベントを始めた。四国内の10社が手がけるクラフト酒類をそろえ、試飲や販売、自国に戻ってからも購入できる越境EC(海外との電子商取引)サイトの紹介を通じ、商品の魅力をアピールしている。


 讃岐うどんの薬味として欠かせない香川県産の青ネギや天ぷらで人気のサツマイモ、徳島県産のスダチの消費拡大を図るコラボフェアが21日、県内のうどん店で始まった。31日までの期間中、参加店が各食材を使った限定メニューを提供する。


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