看板メニューはカレーうどん(900円)。こしの強い細麺に先代から引き継いだ中辛のルーを合わせた一杯を求め、俳優やお笑い芸人、力士、パティシエらが足を運んでおり、店内には多くのサインが並ぶ。


 ほぼ全編を香川県仲多度郡琴平町内で撮影した映画「虹色はちみつ」の上映会を前に、映画ゆかりの店舗や琴平町観光協会が盛り上げに力を入れている。「虹色」にちなんだ夏限定ドリンクやうどんなどのメニューを開発、金刀比羅宮の表参道などに虹色ののぼりを掲げ、新型コロナウイルスで打撃を受けた観光地に活気を取り戻そうと努めている。


 昨年9月、小豆島に伝わる大型の木桶(おけ)を用いた天然醸造による醤油(しょうゆ)製造の手法が、「讃岐の醤油醸造技術」として国の登録無形民俗文化財に登録された。醤油は“うどん県民”にとって身近な存在だが、意外と知らないことが多いかも…。6月下旬、醤油の製造方法や昔ながらの道具、資料などを紹介する「マルキン醤油記念館」(香川県小豆島町苗羽)に足を運び、学びを深めた。


 来年の弘法大師空海御誕生1250年を祝う記念祭の実行委員会(委員長・斎藤弘道善通寺市観光協会長)は24日、香川県善通寺市役所で会合を開き、プレ事業の概要を明らかにした。空海マルシェや黒板アート活用などの多彩なイベントや広域連携を通じ、全国にアピールしていく。


 注文を受けてから揚げるちくわの天ぷらと牛肉がたっぷり乗った「肉ちく」(500円)が名物のうどん店。元々は期間限定だったが、好評で定番メニューに。日によっては客の半数近くが注文しており、この時季は「冷やし」も人気。


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