オリーブの葉を有効活用しようと、農業経営高校(香川県綾川町北、池田宏樹校長)農業生産科の生徒が、生地に葉の粉末を練り込んだ「オリーブうどん」を開発した。鮮やかな緑色で、食べやすいよう細麺に仕上がっており、14日から一般販売を開始した。


 山あいにひっそりとたたずむ製麺所で、メニューはうどんのみ。玉数(小160円、大260円)と「温」か「冷」を店員に伝え、席にあるしょうゆを自分でかけて食べるスタイル。製麺スペースのすぐ横で出来たてを味わえ、地元住民から観光客まで幅広く人気を集めている。


 かがわ農産物流通消費推進協議会や県農協、高知県ゆず振興対策協議会は22日、香川県産オリジナル小麦「さぬきの夢」、香川県産野菜「さぬき讃ベジタブル」、高知県産ユズの消費拡大を図る初めてのコラボフェアを始めた。香川県内のうどん店11店が参加し、各店が県産野菜とユズを使用した期間限定メニューを提供している。31日まで。


 観音寺総合高校(香川県観音寺市天神町、藤原裕樹校長)総合学科食物系列の生徒たちが考案した、四国4県の食材を生かして四国の魅力をPRするメニュー3種類が商品化され、高松自動車道の豊浜サービスエリア(SA)上り線のレストランで順次販売している。


 まきと大釜による強い火力を使うことで、芯からゆで上がるこしのある麺と、あっさりとしただしが特長。香川県内はもちろん、県外からも多くの人が訪れる。


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